ちきんのブログ

Sexy Zoneにハマったので備忘録です

2018年、Sexy Zoneにハマるまで

去年の暮れ頃、Sexy Zoneにドハマりしてしまった。

根っからのアニオタでありテレビっ子である私はこれまでジャニーズに全く触れてこなかったわけではない。どちらかといえばかなり好きな方だった。8時だJにぼくらの勇気未満都市、もっと古くなれば愛ラブSMAP!、キンキのコンサートに行ったこともあった。それでも私はアニメが大好きだったのでお茶の間の域を出ることはほとんどなかった。

その私がここにきてセクゾにドハマりである。知り合い等からどうしたの?と困惑されるが、一番困惑したのは私だ。まさにLove Confusion。

自分でも未だに整理がついてないところがあるので、そろそろハマって二ヶ月になろうとしているのをきっかけに備忘録として経緯を記すことにする。私がここまでセクゾにハマってしまった理由を聞いてほしい。そして、人生というものはいろんな要素が繋がり作用することで無限に広がっていくことを感じてもらえれば幸いである。

 

 

2018年4月

全てはここから始まった。

私はジャニーズで一番TOKIOが好きだった。TOKIOの音楽と鉄腕DASH!が大好きだった。生粋のアニオタなので『ハートを磨くっきゃない』『19時のニュース』といったアニメタイアップでTOKIOを知って以来その音楽に非常に魅かれた。DASHは毎週見てた。気付けば方向性が変わって村中心になって、私は大学入ってから夕勤のバイトをするようになって見れる時が少なくなったが、見れる時にはもちろん見てた。TOKIOが何か学術的にすごい発見をしたら歓喜した。村周辺地域の方々との温かい交流に何度も涙した。アイドルなのか農家なのかよくわからないのに、歌はいつだってかっこよくて素晴らしくて励まされた。震災を乗り越え島を開拓し始めた時は私も大いに沸いた。

私の人生は何度もTOKIOに救われた。つらいことがあってもTOKIOの音楽を聴けば元気が出たし、DASHを見ればたくさん笑えたのだ。25周年コンサートには絶対行こう、発表されたらファンクラブにも入るぞ!私はその未来をこれっぽっちも疑ってはいなかった。

 

あの日までは。

 

言うまでもないだろう。むしろ言いたくない。足元から崩れ落ちるような感覚になったのは初めてだ。

なんなら彼が一番好きだった。「彼と再婚できるなら島に住んでもいい」とまで思ってた。世の中に未来永劫続くものなんてないと思い知った。私はその日からわかりやすく落ち込んでしまい、気分も全く上がらず、人に心配かけることも増えた。

それを救ったのが、おっさんずラブとMiss.デビルだ。

テレビっ子なので気になるドラマがあれば見ていた。ほんの気まぐれだった。おもしろそうなドラマ始まるから見てみよ~とげらげら笑いながら軽く見ていた。その時に佐藤勝利くんという存在が気になり、もしやセクゾってすごい沼なのでは?と思うようになった。その時はただそれだけで、気持ちは完全におっさんずラブの方に持ってかれていた。結果としておっさんずラブにハマったことが後に大きな作用を生むことになるのだが。

アニオタでありテレビっ子であり心の底から腐女子である私は、おっさんずラブのキャストの出演作をよくチェックするようになった。元々テレビが大好きなのでドラマを見たり映画を借りてきたりして、林遣都くんかわいい~キュートだぁ~うわぁサイコー!と林遣都くんにハマっていた夏だった。

 

私のターニングポイントはここでやってくる。

24時間テレビの特別ドラマ、ここで運命の出会いをした。中島健人×林遣都のWケントによる石ノ森章太郎物語。私は009とキカイダーが大好きなので題材からし歓喜した。林遣都くんにハマっていたこともありそりゃもう楽しみにしていた。中島の方のケントは名前は知ってはいたもののどんな人物かはよくわからず、ましてやセクゾのメンバーであることも24時間テレビのパーソナリティを務めることで知ったレベルだった。当時はアンビリバボー派でゴチも見てなかったし……。ハチャメチャに顔がいいのは確かだったので、いい絡みが見れたらいいなぁとほんのり腐った心で放送を待っていた。

「は???天使????????」

あまりに顔が良かった。めちゃくちゃかっこいいやないか。え、何で私今まで全然気にしてなかったの?バカじゃないのか?と大混乱した。ケンティーのあまりの顔の良さに自分でも驚くくらいに衝撃を受けた。かっこいい……ケンティーの顔、声、演技に心を奪われた。あぁ、なんてかっこいいんだ。

そして、ここから想いは加速していく。

 

10月の新ドラマが始まる。

時は前後するが7月末頃、ドロ刑の実写ドラマ化が発表された。原作ファンであった私は原作とのルックスとの違いに大丈夫かよと思いながらも、エンケンさんが好きなのでものすごく楽しみにしていた。ちょうどその時期にゼロ~一攫千金ゲーム~をやっていて、ゼロも原作とは全然別物だけどなんだかんだ面白いからどうにかなるやろと楽観視していた。

ケンティーとの出会いを果たして楽しみな思いはどんどん膨らんでいった。

1話を見終えた時、正直想像以上だった。ゼロ以上に原作とは別物だった。もはや基本設定の泥棒×新米刑事だけじゃねぇかと。それなのに、ケンティー演じる斑目くんはキュートでかっこよくてプリティーエンジェルなだけじゃなく強かなところもあって……あっ、好きだわ、と即堕ちした。

こうなったらもう止まらない。ケンティーの出演作をチェックするようになり、セクゾのCDをとりあえずTSUTAYAに借りに行き(とりあえず5周年ベストとXYZ=repainting)セクゾの音楽に強烈に魅了された。よくわからんけどセクゾってくらいだからセクシーな曲が多いんやろなぁくらいの認識でいたらとんでもない、多岐にわたるジャンルの曲が詰まっていた。すごく好きな音楽だった。かっこいい曲、キュートな曲、セクシーな曲、切ない曲……どれもこれも私の耳によく馴染む、心にすっと入ってくる曲ばかりで一瞬にして好きになっていた。中でも心魅かれたのが『名脇役』だ。この曲を聴くために産まれてきたに違いないと思った。

そして迎えた12月。聡ちゃんの休養発表に驚きながらも迎えたカラクリだらけのテンダネスの発売日。妹とともにTSUTAYAに赴き、シングルを購入した。ジャニーズのシングルを買うのはミッドナイトシャッフル以来だったはず。

アニオタの私は驚愕した。特典DVD付きでこの値段って安すぎない????大丈夫????採算取れるの????????驚きつつカラクリ盤を購入し自宅に帰ってCDを聴き、DVDを見た。お値段以上だった。実質タダどころではない。なんならキャッシュバックじゃん、と頭を抱えた。それくらいサイコーだった。

何故か同時期にセクゾにハマったキンプリオタの妹が自分へのクリスマスプレゼントと称して2017STAGEコンの円盤を購入したのもデカい。こんなの見てしまったらハマるしかない。圧倒的なステージだった。感想はまた今度別記事で書く。

 

 

私は2018年12月、Sexy Zoneを応援しようと心に誓った。

 

 

はっきり言って2018年はツイていないことばかりで、点数にすれば30点もないくらいに思っていた。もう何も考えたくない、そっと消えたいと思ったことさえあった。

それが今サイコーに人生楽しい!と思えるのはやっぱりセクゾのおかげだと思う。

セクゾにハマってから現在に至るまでの間にもいろいろあるのだが、これはただの備忘録なので今回はハマるまでの過程を記しておくだけに留める。

もし、あの時Miss.デビルを見ていなければ、おっさんずラブが心に刺さるドラマでなければ、何かひとつでもピースが欠けていたら今でも私の時間は2018年4月から止まったままだっただろう。私がセクゾにハマったのはアニオタであることにも関係してくる、今まで見聞きしてきたものはきっと全て今に繋がっていた。テレビが好きで、アニメが好きで本当に良かった。とても大切なものに出会えた。

ありがとうSexy Zone、この世に生まれてきてくれてありがとう。これからたくさん応援します。コンサート楽しみにしています。

 

 

 

2018年4月の項垂れている私に教えてあげたい。

 

2019年1月29日の私は、マリウス葉くんにすっかり骨抜きにされている。